前回お伝えしていたさつき苑の梅ジュース。
熟成中でしたが、先日ついに飲み頃を迎えました。
そこで、さつき苑の入所者様で試飲会を行いました。
試飲前には苑内放送で「さつき苑産梅ジュース」と「さつき農園」のPRを行いました。
「ここ(さつき苑)に梅の木あったのか?」と興味を持つ利用者様もいらっしゃり、苑内放送は大成功!
おやつと一緒に提供された梅ジュースは甘酸っぱく、
夏の暑さで弱った体に染み渡るような味に仕上がっていました。
利用者様は顔をしかめながらも「おいしいね」「すっぺぇな」とご満悦の様子。
時折すっぱさにムセながらも飲んでいました。
今年の梅ジュースも大成功でした!!
現在は、通所で行われる夏祭りで提供する梅ジュースを熟成中です。
去る7月28日(木)真壁病院にて、『認知症サポーター養成講座』が開催されました。
既にさつき苑と歌津つつじ苑では実施されましたが、病院では初めての開催でした。
養成講座には、さつき苑の職員2名を講師に迎え、約90名の職員が参加しました。
まずは、認知症への理解を深めるためのスライドを用いた講義がありました。
続いて、グループワークを含めた演習、そしてビデオ視聴と約90分の講座でした。
受講して改めて、認知症とはどのようなものか、そして誰にでも起こり得る身近なものであるかを認識できました。
ただでさえ分かりにくい他人の内面的な部分が、認知症の人の場合はさらに複雑になるのだとグループワークで感じました。
講座を受けて認知症サポーターとなりましたが、通常生活している中で、
他人と接する際に相手が認知症かどうかは判断できないと思います。
認知症かどうかに関わらず、困っている人に対して手を差し伸べること、
相手の気持ちを思いやり、相手のペースに合わせることを心掛ける必要性を感じました。
病院では2回目以降の開催を予定していますので、残念ながら今回参加できなかった職員は、是非参加してください。
5月19日(木)にさつき苑で「認知症サポーター」の講義が行われました。
認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し、いざというときに認知症の方やその家族の手助けを行う人のことです。
講義を受け、「認知症」についての詳しい内容を、改めて深く知ることができました。
演習では、私たち介護者が普段行っている対応が、
認知症を抱える利用者様に不安や恐怖感を与える場合もあることを再認識し、
対応の難しさを痛感しました。
なお、歌津つつじ苑では6月9日(木)に開催され、施設長始め、スタッフ総勢59名が参加しました。
受講者には、”認知症サポーター”の証のオレンジリングが渡されました。
今回の講義で学んだことを今後の現場に活かし、
さらに自分が住んでいる地域でもいざというときに役に立てるよう意識していきたいと思います。
今年も、さつき苑の梅の木にたくさんの梅が実りました!
天候に恵まれた6月上旬。
通所リハビリに通われている利用者様と一緒に梅を収穫しました。
いつもはホールで体を動かし、体操を頑張っていますが、
この日はリハビリも兼ねてさつき苑の広い裏庭へ出ました。
「こんなところに梅の木があったの?」「外は気持ちいいね」と利用者様。
梅を見つけ、両手いっぱいに収穫していました。
「取り方(収穫)辞められないね」「梅酒にしたら美味いべな~」と夢中になって収穫した結果……
2日間で合計12kgの梅が収穫出来ました。
収穫された梅は入所者様の手をお借りして、ヘタ取りを行いました。
たくさんの利用者様が積極的に参加して下さり、
「バイト代は美味しい梅ジュースでいいよ~」と冗談交じりに話されていました。
利用者さまのご協力もあり、ヘタ取りはあっという間に終わりました。
数日後、氷砂糖と梅でジュースを作りました。
現在熟成中…おいしくできますように☆