「震災スタディツアー」参加者の皆様から色紙が届きました

昨年8月に「震災スタディツアー」で真壁病院を訪れてくださった、東京学芸大学付属国際中等教育学校の皆さんから、お礼の色紙が届きました。
「震災スタディツアー」は、同校のボランティア部が中心となり参加者を募った学習旅行企画で、参加者は教員2名と中学生~大学生17名の計19名。
3日間の日程で東松島市、石巻市、女川町を回り、多くの人と交流し、対話し、学ぶというツアーでした。
当院では、当時の被災状況や、震災後に行った法人全体の職員アンケート調査の結果などをお話しさせていただきました。
私たちは、実状をお伝えすることをとても大切に考えています。それは震災当時に支援してくださった方々へのお礼であるとともに、今なお被災地を気にかけてくださっている方々へのご報告にもなるからです。
また今後、万が一、他の地域の皆さんが大災害に見舞われたときには、ご自身の生命を、大切な人の生命を守っていただきたいです。
そのために、私たちの当時の様子や経験をお話しすることで少しでもお役に立てればと思います。
いただいた色紙やボランティア部のニュースレターには、感謝の言葉や、被災地の「今」の様子を見て、またツアーを通して感じたそれぞれの想いが丁寧に綴られていました。
お越しいただいた際には、慣れない事で時間も無く、きちんと伝えることができたか不安でしたが、お話しして良かったと思います。
このようなすばらしい取り組みや活動が増え、私たちの体験が多くの皆さんの防災・減災意識向上のため少しでもお役に立てれば嬉しい限りです。
by itokukai
| 2014-02-28 15:00
| イベント