日常生活での「肩こり」の予防について
肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、筋肉が働くためには、酸素と栄養が必要で、それらを運ぶ血液の流れが大切です。血行が悪くて、酸欠状態になると、この筋肉に老廃物がたまり、それがこりや痛みの原因となるのです。
肩こりの主な原因は日常生活にあります。つまり、原因がわかれば肩こりは防げるのです。
① 同じ姿勢で作業を続けていませんか?
同じ姿勢を長く続けていると肩や首の筋肉に負担がかかり、筋肉が疲労するため肩がこりやすくなります。
1時間作業をしたら、数分程度、肩や首を軽く動かす運動やストレッチをしましょう。
② 正しい姿勢を!
姿勢が悪かったり、同じ肩にバックをかけていたりすると、肩や首の筋肉が常に緊張し、筋肉が疲労します。
テーブルやイスの高さにも注意し、首や肩に負担をかけない姿勢をとるようにしましょう。
③ 冷房が効きすぎていませんか?
筋肉を冷すと血行が悪くなり、肩がこりやすくなります。適度な温度調節をしたり、身体を冷さないように
しましょう。手首や足首も冷えないようにするのが大事です。蒸しタオルなどで肩を温め、血行を良くする
のは良い事です。
④ ケータイ、パソコン画面を見て目が疲れていませんか?
目の疲れや、ストレスも筋肉を緊張させるため、肩こりの原因となります。時々、遠くを見るなど目を
休めたり、入浴し身体を温め、リラックスしましょう。
⑤ 栄養バランスはとれていますか?
栄養バランスが悪いと肩もこりやすくなります。カルシウムや食物繊維の多い食べ物を摂るようにしましょう。
⑥ 運動不足ではありませんか?
運動不足で筋肉が弱くなり、疲労しやすくなります。適度な運動は筋肉の緊張を取り除き、血行を良く
するため、肩こりをやわらげます。また筋肉を強くすれば肩こりの予防にもなるのです。
⑦ 睡眠不足ではありませんか?
睡眠を十分にとりましょう。固めのふとん・適切な高さ(横になって寝たとき、首と背中が真っ直ぐになる
高さ)の枕が良いでしょう。
以上、日常生活での予防を述べましたが、頚椎疾患や内臓疾患によって引き起こされる「肩こり」も少なくありませんので、気になる時には医師に相談しましょう。
平成24年5月発行 第153号より
整形外科部長 舩渡恒男
肩こりの主な原因は日常生活にあります。つまり、原因がわかれば肩こりは防げるのです。
① 同じ姿勢で作業を続けていませんか?
同じ姿勢を長く続けていると肩や首の筋肉に負担がかかり、筋肉が疲労するため肩がこりやすくなります。
1時間作業をしたら、数分程度、肩や首を軽く動かす運動やストレッチをしましょう。
② 正しい姿勢を!
姿勢が悪かったり、同じ肩にバックをかけていたりすると、肩や首の筋肉が常に緊張し、筋肉が疲労します。
テーブルやイスの高さにも注意し、首や肩に負担をかけない姿勢をとるようにしましょう。
③ 冷房が効きすぎていませんか?
筋肉を冷すと血行が悪くなり、肩がこりやすくなります。適度な温度調節をしたり、身体を冷さないように
しましょう。手首や足首も冷えないようにするのが大事です。蒸しタオルなどで肩を温め、血行を良くする
のは良い事です。
④ ケータイ、パソコン画面を見て目が疲れていませんか?
目の疲れや、ストレスも筋肉を緊張させるため、肩こりの原因となります。時々、遠くを見るなど目を
休めたり、入浴し身体を温め、リラックスしましょう。
⑤ 栄養バランスはとれていますか?
栄養バランスが悪いと肩もこりやすくなります。カルシウムや食物繊維の多い食べ物を摂るようにしましょう。
⑥ 運動不足ではありませんか?
運動不足で筋肉が弱くなり、疲労しやすくなります。適度な運動は筋肉の緊張を取り除き、血行を良く
するため、肩こりをやわらげます。また筋肉を強くすれば肩こりの予防にもなるのです。
⑦ 睡眠不足ではありませんか?
睡眠を十分にとりましょう。固めのふとん・適切な高さ(横になって寝たとき、首と背中が真っ直ぐになる
高さ)の枕が良いでしょう。
以上、日常生活での予防を述べましたが、頚椎疾患や内臓疾患によって引き起こされる「肩こり」も少なくありませんので、気になる時には医師に相談しましょう。
平成24年5月発行 第153号より
整形外科部長 舩渡恒男
by itokukai
| 2012-07-31 15:45
| 健康メモ