人気ブログランキング | 話題のタグを見る

 

 

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
最新の記事
節分
at 2021-02-10 12:00
郷土料理のご提供
at 2021-01-25 12:00
正月行事
at 2021-01-20 12:00
永年勤続者表彰式がありました
at 2021-01-15 12:00
オンライン面会はじめました!
at 2020-12-25 12:00
ファン
ブログジャンル
画像一覧

ブログトップ

動悸について

動悸について_b0199838_11225630.jpg 普通、健康な人は心臓の拍動を感じません、しかし、左側臥位ではほとんどの人が拍動を感じるし、運動や感情の変化があっても感じます。これらは異常とは考えませんが、動悸が異常なものかどうかのを判断するのに、動悸の発生の仕方、拍動の早さ、規則性、その程度などの情報が必要になり、診察の際にはこれらの質問が詳しくなされます。更に息切れ、痛み、筋力低下、疲労感、失神などほかの症状の合併の有無も合わせて聞かれるかと思いますが、これらの合併は不整脈やより重い障害による可能性が高くなるからなのです。患者さんの訴えは、「心臓がドキンとする」「ドキドキする」「心臓が一瞬とまる(つまづく)ようになる」「脈が早くなる」と表現がさまざまです。

 動悸を起こす原因はたくさんあり、大きく3つに分類されます。
①生理的な原因②非心疾患性の原因(心因性と二次性)、③心疾患性の原因(非不整脈性と不整脈性) これらの原因疾患として以下のようなものがあります。

  ①生理的な原因  運動、労作、精神的ストレス、精神的興奮

  ②非心疾患性の原因 心因性・・・心臓神経症、不安神経症、過換気症候群
                 二次性・・・貧血、発熱、甲状腺機能亢進症、低血糖、ダンピング症候群、
                        褐色細胞種、薬物使用    

  ③心疾患性の原因  非不整脈性・・・大動脈弁閉鎖不全症、その他の弁膜症、先天性心疾患、
                          虚血性心疾患、心不全、心筋症、高血圧
                 不整脈性・・・・洞性頻脈、徐脈性不整脈、期外収縮、頻脈性不整脈、心房細動

【診断】 全身状態、脈拍、血圧、聴診
【必要なスクリーニング検査】 ECG、胸部X線検査、尿血液生化学検査、心エコー検査、運動負荷検査、
                    Holter心電図検査、心臓カテーテル検査および電気生理学検査

 ※必要に応じて行う検査:二次性動悸が疑われる場合
   ●甲状腺機能(甲状腺刺激ホルモン、freeT3、freeT4) ●副腎機能(血中尿中CA、尿中バニリルマンデル酸)
   ●耐糖能検査

 治療は全て原因療法によりますが、まずは原因を明らかにするために病院受診をしてください。もし、非不整脈性心疾患が疑われるならば循環器専門医の評価が大切です。当院でも必要なスクリーニング検査を行っておりますので、是非ご相談下さい。

                           平成22年2月発行 第128号より

副院長 庄司好己
by itokukai | 2010-09-30 11:42 | 健康メモ
<< AEDについて , 肝炎情報 >>