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転倒予防・ロコモ(運動器症候群)について

~早期発見・予防で、健康寿命を延ばしましょう~

 高齢になると、バランス筋力、移動歩行能力が低下し、閉じこもりになったり、転倒のリスクが高まったりします。 転倒や骨折を防ぎ、寝たきりなどにならないように高齢者にも有効な運動療法を紹介します。
 転倒の危険因子として、内的因子(身体的疾患-片麻痺、パーキンソニズムー、薬物の影響、加齢変化)と、外的因子(物的環境)に分けられます。 最近エスカレーターの乗り降り部が緩やかになったり、転倒予防の環境整備が幅広く行われています。 また、転倒による骨折に予防装具(大腿骨頚部骨折予防装具-ヒッププロテクター)があります。

1.転倒の早期発見チェック
  ①家の中でつまづいたり、滑ったり、過去1年間に転倒したことがある。
  ②背中が丸くなってきた。
  ③歩く速度が遅くなってきたと思う。
  ④杖を使う。(階段昇降に手すりが必要、支えなしには立ち上がれない)
  ⑤毎日5種類以上の薬を飲んでいる。
     以上、1~5は転倒率が高いので要注意です。

2.予防のための運動 ※下図 (下肢筋力強化、バランス訓練など)
  ①大腿四頭筋運動  膝を伸ばしたまま約5秒間保持する。
     これを20回繰り返す(1セット)。朝夕あわせて2セット。膝痛を改善する。
  ②ダイナミックフラミンゴ療法  片脚にて1分間起立(必ずしっかりしたものにつかまって)。
     1時間の歩行に匹敵する荷重が大腿骨頚部にかかる。
  ③Stand-up訓練  椅子に座った姿勢から立ち上がる。10回(1分、1セット)。これを1日3~4セット。
    Step-up訓練  ステップ台(ブロック1段)で、昇降運動を繰り返す。 (階段を昇ることでも良い)
  ④1分腕立て  上肢の敏捷性と骨密度改善。
転倒予防・ロコモ(運動器症候群)について_b0199838_170675.jpg

 その他に、器具(ゴムバンド、重垂、振動板、不安定板など)を運動の補助にして行う方法もあります。太極拳、転倒予防教室などの集団体操も効果的です。

注意 ※ ご高齢の方や、足腰に痛みやしびれのある方は医師に相談してから行って下さい。
    ※ 運動中に痛みが出た場合はすぐにやめて下さい。
    ※ 転倒しないよう、十分注意して行って下さい。


 以上、運動療法を毎日継続することで、転倒予防、ロコモ(運動器不安定症の前段階)を予防し、90歳を過ぎても自立し、好きなことが出来るように目指しましょう。

                           平成21年2月発行 第116号より

整形外科部長 舩渡恒男
by itokukai | 2010-09-29 17:16 | 健康メモ
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