花粉症について
今年も花粉症の季節が始まりました。花粉症の原因はスギ花粉が大部分なので、単に花粉症といった場合、スギ花粉症を示していることが多いです。
症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは花粉症の4大症状と言われています。
他に二次症状として臭覚障害、咳、痰、結膜炎、耳奥の痒み、鼻出血、副鼻腔炎、頭痛、まれにアナフィラ
キシーショックがあり、睡眠不足、いらいら、食欲不振等さまざまな症状があります。
要因:遺伝的要因(アレルギー体質)、環境要因(大気汚染、衛生環境の変化)
原因:すぎ、ヒノキ(早春)。カモガヤ、オオアワガエリ、ホソムギ(初夏)。ブタクサ、おおブタクサ、よもぎ(秋)などで
す。すぎ花粉症が大部分ですが、その7~8%はヒノキ花粉にも反応するといわれています。
診断・検査:①症状がアレルギ反応であることを証明すること。②アレルギーの原因となっているアレルゲンを特定
することです。花粉症と思われた時は病院を受診してください。受診科は症状にもよりますが、耳鼻科、内科、
眼科、小児科、皮膚科等です。
治療:色々な症状を抑える対症療法と花粉症そのものを治癒させる根治療法がありますが、
確実な根治療法はまだ開発されていません。薬物療法としては抗アレルギー薬、ステロ
イドホルモン、自律神経作用薬などがあります。
予防(セルフケア):抗原の回避と除去をすることです。
1.花粉(アレルゲン)とできるだけ接触しない
●外出時マスクをできるだけ隙間をつくらずにする。
●ゴーグルをかける(伊達めがねでも有効)。
2.室内に花粉を持ち込まない
●帰宅時玄関の外で花粉を落としてから入室する。洗濯物、布団を屋外に干さな
い。止むを得ず干したら取り込む時はブラシで払うか、掃除機で吸い取る。
●床の上などは掃除機ではなく濡れ雑巾で拭き取る。
●空気清浄機、清浄機能のあるエアコンを使用する。加湿器などを使い湿度を50%
程度にする
3.花粉情報に注意を向ける。
4.不規則な生活リズム、睡眠不足、過労やストレスによる自律神経のバランスのく
ずれは症状を悪化させるのでこれらを避ける。
5.飲酒、喫煙は避ける。
6.鼻内、目の洗浄を行う(市販の専用の洗浄液)。
7.アレルギー日記等を記録し、悪化要因をつきとめる。
平成21年1月発行 第115号より
血液・免疫科部長 佐藤功
症状:くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみは花粉症の4大症状と言われています。
他に二次症状として臭覚障害、咳、痰、結膜炎、耳奥の痒み、鼻出血、副鼻腔炎、頭痛、まれにアナフィラ
キシーショックがあり、睡眠不足、いらいら、食欲不振等さまざまな症状があります。
要因:遺伝的要因(アレルギー体質)、環境要因(大気汚染、衛生環境の変化)
原因:すぎ、ヒノキ(早春)。カモガヤ、オオアワガエリ、ホソムギ(初夏)。ブタクサ、おおブタクサ、よもぎ(秋)などで
す。すぎ花粉症が大部分ですが、その7~8%はヒノキ花粉にも反応するといわれています。
診断・検査:①症状がアレルギ反応であることを証明すること。②アレルギーの原因となっているアレルゲンを特定
することです。花粉症と思われた時は病院を受診してください。受診科は症状にもよりますが、耳鼻科、内科、
眼科、小児科、皮膚科等です。

治療:色々な症状を抑える対症療法と花粉症そのものを治癒させる根治療法がありますが、
確実な根治療法はまだ開発されていません。薬物療法としては抗アレルギー薬、ステロ
イドホルモン、自律神経作用薬などがあります。
予防(セルフケア):抗原の回避と除去をすることです。
1.花粉(アレルゲン)とできるだけ接触しない
●外出時マスクをできるだけ隙間をつくらずにする。

2.室内に花粉を持ち込まない
●帰宅時玄関の外で花粉を落としてから入室する。洗濯物、布団を屋外に干さな
い。止むを得ず干したら取り込む時はブラシで払うか、掃除機で吸い取る。
●床の上などは掃除機ではなく濡れ雑巾で拭き取る。
●空気清浄機、清浄機能のあるエアコンを使用する。加湿器などを使い湿度を50%
程度にする
3.花粉情報に注意を向ける。
4.不規則な生活リズム、睡眠不足、過労やストレスによる自律神経のバランスのく
ずれは症状を悪化させるのでこれらを避ける。
5.飲酒、喫煙は避ける。
6.鼻内、目の洗浄を行う(市販の専用の洗浄液)。
7.アレルギー日記等を記録し、悪化要因をつきとめる。
平成21年1月発行 第115号より
血液・免疫科部長 佐藤功
by itokukai
| 2010-09-29 16:48
| 健康メモ