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言葉つなぎコーナー

日頃思っていること、感じたことなどを五七五で表してみましょう。
季語などの形式にとらわれることなく、思い浮かんだ言葉をつないでみて下さい。

(評:北里大学客員教授 梅内拓生先生)


《平成24年4月》

[思い出]

・雪の中 春が来るよと 福寿草(Y.Sさん)

  評:長い冬も終わりに近づき、もう春が来ますね。
    東松島市の春はすばらしいですね。

・うぐいすの 初鳴きケチョケチョ たのもしい(宮戸の方)

  評:うぐいすが鳴いている、その声を聞くと春を感じてうれしくなる。そして野山の草花に
    早く美しく咲きなさいと語りかけているのだと、たのもしく思う。春の夢と希望にあふれる
    世界が詠まれておりますね。
  返句)「寒の朝 蝋梅の香り 春誘う」

               平成24年4月発行 第152号

《平成24年1月》

[思い出]

・元旦に 初日参拝 山登り(AS様)

  評:元旦はお天気に恵まれ、初日の出参拝に山登りしたのですね。
    今年もおげんきで。

・寒が来て もうすぐそこに 春が待つ(YO様)

  評:寒が来て、明けると春がやってきますね。寒梅の香りが春を呼びますね。
  返句)「寒の朝 蝋梅の香り 春誘う」

               平成24年1月発行 第148号

《平成23年8月》

[思い出]

・中庭に 春の香りの ふきのとう(UK様)
・絵の中に 母と古里 思い入れ(UK様)

  評:絵と俳句の「言葉つなぎ」の世界、素晴らしいですね。
    匂いは、遠い昔の記憶につながりますね。
    蕪村の句“遅き日のつもりて遠き昔かな”の世界ですね。

               平成23年8月発行 第144号

《平成23年2月》

[人のつながり]

・朝の声 孫の挨拶 家族の輪
・皆元気 お達者クラブの おかげです
・青春を 思い出しては 嬉しいね

  評:「おはようございます」という元気な孫の声を聞くと家族のつなが
    りの暖かさが胸にジンとしみ込んできますね。お達者クラブの皆さ
    ん同士の挨拶も心をほぐしますね。

[ぬくもり]
・今日もまた 布団のぬくもり 恋しいわ
・目が覚めて 時計の針と にらめっこ
・高齢者と してなんとなく 胸が痛む
・子守した 孫はもう 社会人

  評:布団のぬくもりと心のぬくもりを詠んでいますね。

[春を待つ]
・春遠し 2月も半ばと なりにけり
・スギ花粉 風に舞い飛ぶ 煙立つ
・雪の中 春が来るよと 福寿草
・雪の朝 枯れ木に雪の わたぼうし

  評:宮戸の長い冬も終わりに近づき、もう春が来ますね。宮戸の春は素
    晴らしいですね。
    お達者クラブの皆様お元気で。
    返句“寒風を 身に受ける時 心は開放される”


《平成23年1月》

[お年玉の引継ぎ]

・年金は お年玉に 書きかえる
・お年玉 あげる喜び いつまでも
・お年玉 今はもらえる 我かな
・お年玉 今はもらうよ 私かな
・お年玉 孫の笑顔が 待っている

  評:年を取って、ようやく年金を頂けるようになりました。年金の一部
    は孫たちへのお小遣いにしております。孫たちも大喜びです。若い
    時にまじめに働いて、年金に積み上げておいて、年を取ってからは、
    それを少しづつ若い世代に引き渡してゆく、これは大切なことですね。

[寒と春]
・寒が来て もうすぐそこに 春が待つ
・寒が来て もうすぐそこに 春がいる

  評:寒が来て、明けると、春がやってきますね。寒梅の香が春を呼びま
    すね。
    返句“寒の朝 蝋梅の香り 春誘う”

[老いの春]
・春を待つ 早くも芽が出る チューリップ
・年重ね 不安がつのる 80代

  評:老いれば老いの春を待つ嬉しい気持ちは変わらず、湧いてきますね。
    お元気で。

[ふるさと宮戸島]
・お達者クラブ いきいき学級 楽しさの輪
・主人の写真 朝晩話しかけ 老いの楽しみ
・地元で生まれ 縁あって嫁に 子供にも孫にも恵まれし

  評:“地元で生まれ 縁あって嫁に 子供にも孫にも恵まれし”、恵まれた
    幸運の人生を詠んでおりますね。これも貴女の人柄と豊かな宮戸島
    の人情のおかげですね。お元気で。


《平成22年12月》

[こたつで詠む]

・寒くなり こたつで俳句 読み返す
・雨晴れて 七色虹が 東の空
・雪を見て こたつにもぐり また年だ

  評:寒い冬にはこたつに入って自分が詠んだ俳句を読み返すのは楽しい
    ですね。外を見ると雨が上がり、虹が出ている、そこで一句を詠み、
    雨が降ってきたのでまたこたつにもぐって、また一句を詠む。是非、
    こたつで詠んで俳句を楽しんで下さい。

[詠めば希望が]
・生きがい 言葉つなぎで 頑張ろう
・寒くなって あの暑い日が 恋しい
・いつまでも 健康で前向き 歩きたい
・晴れ渡る 大空に飛行機雲 一直線

  評:詠んで言葉つなぎをすると気力がわいてきますね。まさに“晴れ渡
    る 大空に飛行機雲 一直線”のようですね。お元気で。

[詠めば元気]
・お達者に 皆が来れば 温かい
・年重ね 口ばり達者で 医者が良い(医者通い)
・雪を見て あわててタイヤ 取り替える
・寒い朝 起き出す前に 気合入いれ

  評:詠んで、お達者クラブに来て皆で「言葉つなぎ」をする、タイヤ交
    換をしたり、気合いを入れたり、おしゃべりをしたり、楽しく温か
    いクラブですね。


《平成22年11月》

・夏の花 飛ばされる種 根が増える
・金木犀 花が過ぎれば 香りなし
・芋煮会 みんな元気で 味くらべ
・里芋の 株の太さの 子沢山

  返句“花過ぎて 太い根喜ぶ 芋煮会”

・紅葉の 色鮮やかな 山々も 風吹けば 落ち葉となりて 淋しそう
・立冬よ 寒さ一入 身に沁みる

  返句“紅葉の 風に流れて 冬は来る”

・独り言言って 笑われし 老いの一日暮れる
・本読みかけ あらすじ忘れし
・敬老の日 米寿の私 来年も笑顔で

  返句“本を読み 独り笑顔で 今日送る”

・枯葉舞う 年の瀬間近 今日この頃
・妹達よ 会いに来たよと 夢に見る

  返句“年の瀬に 妹たちの 夢を見る”

・人生は 月日と共に かけっこだ
・イチョウの葉 庭一面に 絨毯だ
・イチョウの木 匂いのはげしい 銀杏だ

  返句“ときかける 庭一面に イチョウの葉”

・秋の山 紅葉で人気を 呼んでいる
・テレビ見て コクリコクリと 夢の万作
・年老いて 心の寂しさ うめ場ない

  返句“年老いて 言葉つなぎを 友にする”

  評:お達者クラブの皆様、大分すらすらと詠めるようになりましたね!
    寒い海風に気をつけて、お元気で。


《平成22年10月》

[命は巡る]

・青空に ひらひら落ちる けやきかな
・秋になり じゅうたん敷いた 彼岸花
・後戻り 出来ない人生だから 一日一日を大切に

  評:秋の花々を詠んで自然と人生の巡る命を重ねておりますね。

[暑夏と秋]
・日暮らしの 啼く声ちらほらに きびしき暑さ 邪魔をする
・連日の 猛暑去りて 吹く風涼し 秋の空

  評:今年の猛暑には虫たちも弱り果てましたが、もう涼しい秋になりま
    したね。
    返句“日暮らしの 啼き声静か 秋の風”

[秋のひとりごと]
・ひとりごと 庭にこぼして 草を取り
・イナゴ消え トンボも飛ばぬ 秋になり
・コスモスの 花が顔出す やっと秋

  評:猛暑が続いたと思ったら短い秋が過ぎ去ってしまいましたね。“ひと
    りごと 庭にこぼして 草を取り”素晴らしい句ですね。

[爽快]
・山に登ると 快い幸福感に 包まれる
・いつの世も 朝一番に咲く 朝顔の花

  評:山に登り快晴の空を仰ぐ時、朝に咲いた朝顔を見る時には快い気持
    ちになりますね。


《平成22年9月》

[老いの気持ち]

・年老いて 健康は何より 宝物
・年のせいか カラスの鳴き声 気にかかる

  評:年老いてくると健康がありがたいと思うだけ、色々と気にかかるよ
    うになってカラスの鳴き声を聞くと、何か予測していない悪いことが
    起こるのではないか思うようになりますね。

[神のいる里]
・天高く舞う とんびの姿見て 我に返る
・椿咲く里に そよ風に乗って 秋が来た
・夜空に浮かぶ お月様は 美しい

  評:老いの気持ちが研ぎ澄まされると、神の里にいる心が湧き出てきま
    すね。宮戸島には神様がすんでおりますね。

[かわいそう]
・扇風機 出番がなくて かわいそう
・稲の穂が 雨にうたれて ねてしまう

  評:猛暑から急激に寒い秋になって扇風機が部屋の片隅でしょんぼりし
    ているし、田んぼでは強い雨に打たれて稲が倒れている。かわいそ
    うだなあ!

[腹八分の気持ち]
・笑いあい らくらく暮らす 病気せず
・何事も 八十馬力で がんばるぞ

  評:老いたら根をつめないでほどほどに気楽に過ごすのが一番いいと実
    感しているのですね。


《平成22年8月》

[川柳の世界]

・真夏日に 水もしたたる 美女がいて

  評:「水でびじょびじょ」と「美女」の語呂合わせが面白いですね。

・言葉には 出るのは暑いの ひとことだ
・空晴れて いっせいに鳴く セミ軍団
・今年はね 暑い暑いと 騒ぐ年
・盆が来て セミと暑さで 目が回る

  評:真夏の暑さとセミの鳴き声のうるさいのが組み合わさって面白い。

・夏休み 浜は賑やか スイカ割り
・海に浮く 綺麗な水着 子供たち
・青田にも 今はホタルも 見えないよ

  評:真夏の昼の海水浴場とホタルがいない夜の田んぼの情景が浮かん
    できます。変わらない情景と変わった情景の組み合わせが面白い。

[俳句の世界]
・猛暑の連日 早起き今日も 熱いそよ風の こころよさ
・暑さ続く 夏の日海水浴 若者親子 心身リフレッシュ
・仙台七夕 暑さに負けず 吹流しの 華やかさ

  評:朝から夕方までの猛暑の夏の情景を「そよ風」、「リフレッシュ」、「吹
    流し」の言葉の中に込めて俳句の世界に描いておりますね。


《平成22年7月》

[梅の実]

・梅取りに 足場悪くて 草の中

  評:東松島地域の梅の実は見事ですね。
    返句“梅の実を 見上げて数える 義母の日々”

[朝散歩]
・朝の散歩 幸せ感じる さわやかさ
・新緑の 香り漂う 山なみに 鶯鳴いて 心地よさ

  評:朝の散歩は爽やかな気持ちになりますね。
    返句“新緑の 香り漂う 朝散歩”

[梅雨の間の晴れ]
・梅雨になり かえる鳴く声 また雨か
・青空に 飛行機雲が 流れてる

  返句“梅雨の間に 晴れて飛行機 かえる鳴く”

[離れがたし]
・夕立や 別れてわかる 友の良さ
・杉の木に 巻けずに絡む 藤の花

  返句“夕立や 友と別れて 藤の花”

[母なる宮戸島]
・一か月 希望や夢とは 裏腹に
・周り皆 ライバルだらけ 新社員
・新社員 今日一日 挑戦だ
・妹よ 俺より先に なぜ逝くの

  評:この家のさまざまな出来事も菜の花の沖の宮戸島が暖かく深く包ん
    でくれる。
    返句“菜の花で 黄色に浮かぶ 宮戸島”

[新緑の思い]
・妹よ 住みなれし地を 移転して 面影偲べば 淋しさ募る
・新緑の 香り漂う 山なみに

  返句“新緑や 妹偲ぶ 山遠く”

  評:お達者クラブの皆様、すらすらと思いをイメージ豊かに詠んでおり
    ますね。


《平成22年6月》

[隠れたる価値]

・お金より あなたの笑顔 万両だ
・藪の中 姿は見えず 声ばかり

  評:今朝は貴女が笑みを浮かべている、元気になったのだね!藪の中か
    ら小鳥の鳴き声が聞こえて来る、小鳥たちも元気に鳴いている。
    もう春なのだ。

[秘すれば花]
・眠れぬ夜 言葉つなぎを 考える
・元気でも 老いは後から ついてくる
・花過ぎて 風に舞い散る あでやかさ

  評:老いて尚、美の世界を句に詠んで生きる力にしていますね。室町時
    代に能を生み出し完成させた世阿弥の「秘すれば花」の世界ですね。

[春の充実]
・春なのに こたつはがせぬ 寒い朝
・まだ寒い いつになったら 衣がえ
・春の雨 小学生の 傘の花
・やまやまに 青葉にそまる 山つつじ
・蕨取り 今年も元気に 山歩く
・ふき取りに 帰り重いし 取りすぎた

  評:春先は寒いが日を重ねるごとに次第に暖かくなって来る。山菜取り
    を楽しんでいる。まさに春の充実を身に感じているな!


《平成22年5月》

[無題]

・雨降りで 頭ぼんやり 年のせい
・難しい 言葉つなぎが 出てこない
・うぐいすや 春の陽気に 誘われて 小さな体 ふりしぼり 綺麗な声で さえずるか
・野に山に なごやか陽射し 照りつけて 色とりどりの 花を飾る

  評:皆さんの作品に感じて返句を詠みました。
    “春遅し 耐えて命の 美しき”
    北国の人々は粘り強く遅い春を待ちに待って、春に芽吹く命の美しさ
    を全身で受け止めておりますね。お達者クラブの皆様お元気で宮戸
    の春を楽しんでください。


《平成22年4月》

[花とからっ風]

・梅の花 からっ風にあおられ 花びらちり行く
・梅の花 花びらちり行く からっ風
・縄文の 菜の花畑 満開だ
・チューリップ これから見れる 楽しみさ
・チューリップ 色さまざま 華やかさ
・春よ来い 花壇に花を 咲かせよう

  評:宮戸の春先はからっ風が吹くのですね。このからっ風に吹かれて花
    が散って流れて行くのですね。からっ風がおさまると春らしい春で、
    色々な花が咲き出しますね。三好達治の詩“甃のうえ”を思い出し
    ました。

    “甃のうえ”
     あわれ花びらながれ
     をみなごに花びらながれ
     おみなごしめやかに語らひあゆみ
     うららかの跫音空にながれ
     をりふし瞳をあげて
     翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
     み寺の甍みどりにうるおひ
     廂々に
     風鐸のすがたしずかなれば
     ひとりなる
     わが身の影をあゆまする甃のうえ

[無題]
・梅の花 匂いただよう 山あるき
・花見どき 財布風邪気味 爺と婆
・新入生 名前呼ぶ数 減る一方

  評:梅の花咲く山を散策する自然の中での楽しみを詠み、少子高齢社
    会の寂しさを孫へのこずかいに懸けて詠んでおりますね。
    なかなかのものです。


《平成22年3月》

[求めて前に]

・人生は 何かを求め 前に進む
・人生は 幸せ求め 前に進む
・人生は 健康求め 前に進む
・温泉に 二人そろって 楽しいね

  評:お達者クラブの皆様が元気に明るく願いを素直に詠んでおりますね。
    心の健康に役立ちますね。

[老人のさとり]
・人間は 元気なうちは 幸せよ
・年老いて どうにもならない シワの数

  評:なかなかしっかりとした悟りを素直に詠んでおりますね。

[白鳥]
・山すそに 飛び立つ 白鳥の群れ
・白鳥の 飛び立つ姿 感無量

  評:山裾に飛び立つ白鳥を見て感動したのですね。

[老いの時間のひだ]
・年をとり 花の手入れも 難儀です
・ヒマワリは わが一番と 咲き誇る
・毎日と 花の咲くのを 見に通う
・腹が立ち ミンミンゼミも うるさいね
・おばあさん 猫なで声で 春が来た
・おじいさん 春になっても つくし出ぬ

  評:年をとると花の手入れをするのは面倒くさくなりますね。しかし花
    を眺めるのは嬉しいですね。気分も時にはいらいらしたり軽やかに
    なったりしますね。年をとると時間の襞が深くなり、山と谷の間に
    色々な思いを感じるようになり、それを詠んでいるのですね。



・行く年も 来る年もありて めぐり来る 春はさくらの 芽吹きが待たる(SC様)
・華やかな 花咲く山茶花 雪被り 吹かれてねむる 春のくるまで(SC様)

  評:二首をつなぐと、越冬と巡り来る春、そしてこの循環のなかに人生を感じ、見つめ、越冬の中に
    生きるエネルギーの充実を図るという、心と態度が伝わって来ます。

               平成22年1月発行 第127号


・ほろ苦く 舌にまつわる 蕗味噌は 春一番の 亡姑(はは)の味わい(CK様)

  評:蕗味噌、春、亡姑の言葉の調べの中に、ほろ苦く甘く切なくありがたく、そして懐かしい
    思いが伝わってきます。姑さんとは助け合い心を通わせて過した思いが深いのですね。

               平成21年5月発行 第119号


・クリスマス 近きさ庭に 母の日の 名残の黄バラ 色香ただよう(CK様)
・年明けて なお深みゆく 世の不況 過疎地にまれな 子等の歓声(CK様)
・離れ住む 息子二人と 酒を酌む 夫新春の 笑顔こぼるる(CK様)

  評:“名残の黄バラ色香ただよう”、“過疎地にまれな子等の歓声”、“夫新春の笑顔こぼるる”
    これら三つの短歌の後の七七に充実した喜びが詠まれております。
    前の五七五の調べと調和してさわやかに、素直に喜びが伝わってきます。

               平成21年1月発行 第115号


・夏祭り どこもかしこも 汗だくで(UK様)
・もう一度 踊ってみたい 夏祭り(UK様)
・夏祭り 夜空をこがす 花火かな(UK様)

  評:盆踊り、灯籠流し、神社のお祭り、夏は楽しい祭りがあります。子供、若い男女、壮年、老年、みな
    年相応に夏祭りを楽しんでおります。UKさんは舞や踊りが好きだったのでしょうね。夜空をこがした
    (恋がした)情熱の花火もあったのでしょう。思い溢れる夏の夜の情景が伝わってきます。

               平成20年8月発行 第110号


・病棟の 灯りも消えて しずかなり 何を夢見る 病める人々(NK様)

  評:“病棟の灯りも消えてしずかなり”これで一つの世界(句)が浮かんできますが、
    その一瞬に“何を夢見る病める人々”と別の世界に変化していきます。
    “病棟の灯りも消えてしずかなり”発句としてもジーンと響きますね。

               平成20年5月発行 第107号
by itokukai | 2010-09-27 15:27 | 言葉つなぎ
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