大丈夫ですか?あなたの家庭の衛生対策
第64回 平成19年11月20日開催
花王株式会社生活者研究センター 小島みゆき 先生
花王プロフェッショナル・サービス株式会社 学術部長 日置祐一 先生
食中毒の約半数は家庭から起こると言われ、特に小さな子供やお年寄りで発症することが多いですから、日常の家庭内の衛生対策に気を配りましょう。
家庭内の汚染場所:台所が一番汚染されており、次いで浴室。トイレは普段の手入れでかなり除菌できています。玄関はカビの格好の住家です。
台所内の汚染場所:食器用スポンジや排水口のごみ入れが最も汚染されており、台ふきん、調理台、まな板、流し、洗いおけ、食卓テーブルなどの汚染も高度です。
台ふきんは大腸菌群による汚染がひどく、台ふきんを介して
食卓テーブルに汚染が広がります。
まな板は台ふきんよりは汚染の度合いは軽いものの、
大腸菌群の他に一般細菌も多数みられます。
●台ふきんやまな板の除菌法
①天日干し:水洗い後3時間の天日干しは除菌効果あります。
②熱湯消毒:沸騰したお湯を十分にかけることは効果ありますが、給湯器
からのお湯は70℃程度なので除菌には不十分です。
③塩素系漂白剤:台所用洗剤で洗浄した後、塩素系漂白剤
に2分間漬けるだけで十分な除菌ができます。
●台所の衛生を保つポイント
①一日の終わりにはこまめに除菌:調理器具の汚れを台所用洗剤などで
落とした後、塩素系漂白剤に2分程度浸したり沸騰させた熱湯をかけ
ましょう。
②生もの(生の肉や魚介類、卵など)を取り扱った時は
必ず除菌しましょう。
③台ふきん、まな板、スポンジ、食器用ふきん、流し、
調理台、食卓テーブルなどの除菌を心がけましょう。
平成19年12月発行 宮戸クリニックだより 第9号より
花王株式会社生活者研究センター 小島みゆき 先生
花王プロフェッショナル・サービス株式会社 学術部長 日置祐一 先生
食中毒の約半数は家庭から起こると言われ、特に小さな子供やお年寄りで発症することが多いですから、日常の家庭内の衛生対策に気を配りましょう。
家庭内の汚染場所:台所が一番汚染されており、次いで浴室。トイレは普段の手入れでかなり除菌できています。玄関はカビの格好の住家です。
台所内の汚染場所:食器用スポンジや排水口のごみ入れが最も汚染されており、台ふきん、調理台、まな板、流し、洗いおけ、食卓テーブルなどの汚染も高度です。
台ふきんは大腸菌群による汚染がひどく、台ふきんを介して
食卓テーブルに汚染が広がります。
まな板は台ふきんよりは汚染の度合いは軽いものの、
大腸菌群の他に一般細菌も多数みられます。
●台ふきんやまな板の除菌法
①天日干し:水洗い後3時間の天日干しは除菌効果あります。
②熱湯消毒:沸騰したお湯を十分にかけることは効果ありますが、給湯器
からのお湯は70℃程度なので除菌には不十分です。
③塩素系漂白剤:台所用洗剤で洗浄した後、塩素系漂白剤
に2分間漬けるだけで十分な除菌ができます。
●台所の衛生を保つポイント
①一日の終わりにはこまめに除菌:調理器具の汚れを台所用洗剤などで
落とした後、塩素系漂白剤に2分程度浸したり沸騰させた熱湯をかけ
ましょう。
②生もの(生の肉や魚介類、卵など)を取り扱った時は
必ず除菌しましょう。
③台ふきん、まな板、スポンジ、食器用ふきん、流し、
調理台、食卓テーブルなどの除菌を心がけましょう。
平成19年12月発行 宮戸クリニックだより 第9号より
by itokukai
| 2010-08-15 00:10
| いきいき健康講座